飼育場所の選定と設置条件

飼育場所の選定と設置条件

飼育場所の選定と設置条件

飼育場所の選定と日常管理

1.朝日が一早く当たる場所(巣門の方向 東・東南・南)

2.風通しが良く、前面が1~2m障害物の無い開いている場所 (冬は北風が当たらない)

3.初夏~早秋期間の直射避ける場所(木陰など)雨避けは波板等は避ける

4.地面がじめじめしている場所は避ける。(仕方なく設置する場合は、巣箱の位置を高くする)

<日常管理>

1.週1回の底板を清掃 出来ればその時に鏡で巣箱内の観察を心掛ける。(写真撮影をする)     底板に落ちているクズの観察により下記に示す原因を把握する。黄色・白は巣板や蜜蝋の落下物なので問題無し、こげ茶色はスムシの可能性、黒い粒はゴキブリの糞、白い透き通った細長い物は蜂の卵、5×3㎜の白い塊は蜂の幼虫、1×3㎜以上の虫はスムシ、その他としてナメクジ、蟻の侵入もあります。

2.巣箱内の写真撮影は、巣箱の4面が画面内に収まる様に撮影すると良い。巣箱内での蜂達の全容を見る事で前回との比較により、蜂達の状態把握が容易に行えるため。

3.観察により継箱の必要性、蜂の減少増加を把握する事で適格な処置が可能に成る。◎継箱は蜂達が巣箱の最下位に7.80%点に達したら行う(貯蜜密度を上げる策)                 分蜂時を除く蜂の減少(10月末以降)は、アカリンダニの寄生の要因が考えられるので、メントール+お湯による駆除処置を即刻実施する。そのため11月以降は週一の観察が必要となる。