1.活動激化の見極め方底板に
巣箱上部でのスムシの活動激化すると、今まで底板に黄色や白の小さいゴミが落ちていのに茶褐色のゴミと黒いゴミが目立ってきますが、活動が激化するとゴミのほとんどが茶褐色と黒の混合したゴミに代わります。この状態になると巣板上部では、スムシが巣板を食い破り蜘蛛の巣状に糸を吐き出し巣板の左右に糸が絡んでおり、2~3㎝のスムシがはびこっています。この状態で放置すると群れは巣箱を離れ逃亡します。
2.群れを救う手段
このように至った場合は、新しい巣箱に蜂達を移転させるしか方法は有りません。その手法は、新しい巣箱の上にスムシに侵された巣箱を乗せ、蜂達を下に追い込み、巣板を下に落とさない様に切り取り、巣板に付く働き蜂が少なく成った時点で下の巣箱に蓋をして正常の向きに設置します、本巣に残っていた蜂も巣板を全てを撤去すると女王のいる新しい巣箱に入ります。この処置をする事で群れを救う事が出来ます。
巣板上部にスムシは居るが糸を吐いた形跡も無く、少しの糸なら影響を受けた巣板部分を広めに削り取ります。こうする事でスムシの存在が無くなると、蜂達は削り取った部分の巣板を修復し健全な姿に戻ります。
「早期発見・・早期対策が救済のカギです」
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