
無王群判定要因 ➀巣板が1カ月経過しても横に拡大しない。➁巣板に写真で示す様に異常突起が見られる。➂雄蜂誕生を示す「陣笠上の蓋」が落下が見られた。これら➀➁➂の状況より無王群との判定に至った。
健全群への合体方法 以前から合体は実施してきたが、今回は短時間での合体につき手順紹介と結果を報告します。今回と以前の方法の違いは「以前」女王のヘロモンを合体群に数日間浴びてから合体。「今回」健全群に無王群を時間差無しで合体させる
➀.無王群は2段巣箱にスノコ枠の状態でスノコに1段巣箱内に収まった巣板が3.5枚の状態を、下段巣箱に蜂達を追い込み1段と2段目巣箱の間に仕切り板を挿入して、無王群の上段巣箱とスノコ枠を共に撤去しブロワーを蜂を追い出して離れた場所に隔離した。巣箱周りを飛び回る蜂達も1~2時間後には巣門から一段目の巣箱に集結した。
➁.健全群(分蜂捕獲時2段巣箱)に対し巣板2段目に達し継箱した3段巣箱の状態、この巣箱に対し、巣箱台から継箱までを無王群との合体により、撤去準備をした。つまり無王群の巣箱台から蜂達を閉じ込めた巣箱の全体を健全群に組み入れる為の準備です。
➂.巣箱リフターを用いて健全群の2段目から上を持ち上げ、巣箱台から継箱を撤去し、無王群の巣箱台から蜂達がと自己込められた巣箱を健全群の下に入れ、健全群を乗せ仕切り板を取除き合体させた。当初無王群の蜂達は巣箱の側壁にいたが時間経過と共に少しずつ上にあがっていた。
④.時間差を取らずに合体すると互いに争いが始まり多くの犠牲蜂が予想していたが、翌朝底板を見ても奇麗な状態で死んだ蜂も居ないので喧嘩も無く順調に合体した事が確認された。
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