朝晩気温も下がり巣板も硬く成り、採蜜に適した季節なので次の点に注意して実施しましょう。
採蜜の条件
巣板の伸びが巣箱4段以上(巣箱15㎝基準)に達した巣箱は3段残して採蜜して下さい。越冬させるには巣板3段以上空き箱1段未満に巣箱を調整します。理由⇒巣板3段が蜂達が越冬時に温度管理する限界と考えられます。3段以上残すと上段は管理が出来ないため結晶化します。結晶化した蜜は5月~6月に成らないと解凍されない為、越冬時と分蜂時の蜜不足を招く事に成ります。3段でも角の結晶が発生します。今年も早くから熱い日が続いた関係で、巣板の伸びが2~3段と少ない群れが見られますので、この様な群れの採蜜は見送って下さい。
採蜜の方法
①スノコ枠を切り離したら、巣箱の切り離し方向を巣板に対し、直角方向から切断ワイヤーを掛けて切って下さい。➁金属ザルにオーガンジーを敷いて巣板を出来るだけ細かく切り刻む事で、蜜落としが早く落ちた蜜も奇麗が得られます。
立体スノコの検証結果
今年、12㎜のベニア板を用いてスノコ形状を写真の通り立体化を試みました。
この様に奇麗に巣板の形成が得られました。
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