アカリンダニが寄生による日本蜜蜂の症状
➀アカリンダニが寄生した直後は下痢便をする蜂が発生すると推測している。理由は、下痢便が見られる場所は、巣箱より高い白系の壁・アルミ脚立・雨樋など3~5mの位置に多く見られる事から、飛ぶ事が出来る段階に見られる行為であり初歩段階と理解しています。巣箱の周りに下痢便確認できる物が無い場合は、ビニールの肥料袋や米袋をポールや木に吊るす事で下痢便の発見がし易いと思われます。
➁巣箱から這い出し、飛べずに地面に落ち徘徊(Kウイング)する段階は、多くの方が発信している通り気管が黒く汚れており、寄生による末期症状と思われる。
対策と処置
➀下痢便の状態も少しの段階でメントール+お湯によるメントールガスを巣箱内に送りダニを駆除する事で群れの消滅は防ぐ事が出来ます。➁の段階でも巣板2枚程度の露出なら同様に駆除出来ますが、蜂の群れがソフトボール代に減少すると回復確率は50%以下に成ります。
越冬の期間11月~3月にアカリンダニ寄生を防ぐ方策は、15日周期にメントールガスによる駆除を行う事で、越冬群をアカリンダニから守る事が可能です。
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