アカリンダニの寄生した群れの見分け方は、Kウイング・徘徊・下痢便・機関の分解などが知られています。これらの現象を見つけてから対策では遅いと思い、早期発見する方法が無いかと観察を行った結果、次の二つの方法を行っています。/
➀巣箱の底板を取除き巣箱全体を鏡で観察します。➜黄色い巣板が見える群れは「要注意」
➁時騒ぎ時の観察→地面に落ちている蜂が数匹いる場合は「要注意」
「要注意」の巣箱への対策は既に紹介している「メントールクリスタル+お湯」を夕刻ご処方しています。/その理由は、正常の巣箱の状態は、蜂達が鍋底(釜戸に掛けられた黒くくすんだ鍋底)の様に巣箱全体に群がっている、蜂がへ減ると外側から巣板が見えだすのです。/正常の群れは、時騒ぎでも地面を徘徊する蜂はいません。飛べると思って出て来ても飛べずに地面に落ちたと判断しています。
「メントールクリスタル+お湯」の処置時の注意すべき点は、➀スノコのスリットの清掃②容器は保温性の有るポリエチレン・テフロン等が良く、陶器などは予め温めて置く事も大切です③お湯も200~300ccと多めにします。④高温のお湯を使用する為発生するガスも高温になりますので、空気より軽く冷えないと巣箱内に落ちにくいのでコスコより上の密閉度を上げる事も必要です。
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