佐藤清– Author –
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10月目前・今年最後の採蜜と越冬への準備をしましょう
朝晩気温も下がり巣板も硬く成り、採蜜に適した季節なので次の点に注意して実施しましょう。 採蜜の条件 巣板の伸びが巣箱4段以上(巣箱15㎝基準)に達した巣箱は3段残して採蜜して下さい。越冬させるには巣板3段以上空き箱1段未満に巣箱を調整します... -
2023年異例の初分蜂を女王捕獲で達成
2023-3-28佐藤宅で2群の分蜂が始まった。 1群目は、11時30分集合板6個とキンリョウヘン2鉢を無視し手柿の木に蜂球、網で強制捕獲し巣箱に自主入居させた。(通常の捕獲) 2群目は、12時30分椿の根元の苔むした場所地上0~50㎝への一部が集結... -
巣箱内での巣板の密度アップの考察
➀.トップバー方式のスノコの改善 1➀.トップバー方式のスノコの改善 現在使用している巣箱は、巣板が7枚か8枚が通常形成されており、80%以上は巣箱に斜めにつくられる場合が多く、6~8㎜スリットも6本に決めておりました。この条件決定は、巣枠式巣箱... -
トップバー方式のスノコ加工機が完成 (使い方の改善法を追加)
トップバースノコの加工機を開発し、各種スノコを試作し製作時の作業性と効率の良い方式を見つけた物を、簡易加工機として提供の目途が付いたので報告します。 ➀左の開発品では、トリマーの上下をハンドルで行う構造にしたが時間が掛かる為、トリマー自体... -
重箱式巣箱のスノコの改善
(平坦⇒トップバー式に移行実験開始)巣板の形成方向を巣箱に平行に作らせる為に、従来の9mmから12mmの厚いヘニア板を用いての初の試みとしてトップバー式スノコを計画しました。しかし、試作を開始するもハンドメイドでは列の乱れが生じやすく非常に難しく苦労しました。そこで、トリマー... -
アカリンダニ感染経路の考察
< 感染経路 >ダニの寄生経路も今だ明確な解析報告も工程機関からの発表も無く、私の想定する経路は、ダニが単独で巣箱に侵入する事は考えにくいので、訪花からの経路と感染蜂の迷い込みを考察しました。外敵ページを確認下さい -
アカリンタニ駆除方法への追加
前回、駆除に用いる容器について報告しましたが、一回の駆除に要する消費量が少ないとの報告を受け再度容器を検討した結果、約2倍を超える容器による駆除も可能と成りましたので追加報告します。写真の通り280mlの容器でボリプロピレン製で-20~+140℃... -
今期もアカリンダニの寄生に注意
今期も12月までに数件の発生が確認されています。早期発見・早期対策が群れを救う唯一の方法です。「寒い時期たから…底板を開けずに見守る」との考えは捨てて夜暗く成った時に内検する事をお勧めします 初期の見分け方 ①巣板1枚がむき出しに成ったらアカ... -
越冬中の日本蜜蜂群の日常管理について
12月に成り寒さも一段と強まって来ました。蜜蜂の日常管理は群れの観察(巣箱の下からの内検)が一番重要で、群れの状態の変化を真っ先に捉える事に注力して頂きたい。理由は、近年冬に増殖拡大し群れの崩壊を招く「アカリンダニ感染(寄生)」を防ぐ為に行... -
5月以降の分蜂群の異変について
5月~の分蜂群成長不振の状況 4月中jまでに分蜂した群れは、10月には例年に近い巣板4段まて成長しましたが、その後分峰した5月以降の群れは2段~3段と著しい成長差が見られ、10月に採蜜出来ない群れが多く発生しました。(巣箱270×270×150・25㎜換算)...