上部コンパネ(底板)から上が弱小群(女王の居る健全群) 下部巣箱2個が無王群の配置です。(合体初期の写真は撮影しなかった為、再現写真を撮り掲載しています)
底板は上下ともの網つきで下のスノコ枠は蓋無しです。下の無王群は巣門枠付き入り口1個、上の健全群は従来通り4面巣門で両軍とも巣箱台付で重ねました。上の巣箱台は足が有ると距離が遠くなるので足無しを使用。蜂達を5日間観察結果は、健全群の置かれている場所に、突然無王群を置かれたので、上の健全群から働きに出た蜂は入り口が従来低い場所だった為、下の無王群の巣門から入り、間違いに気づくとスノコ枠や入り口から出て上の巣箱に入り直している様です。無王群の多くの蜂は巣の周りを飛んだり上の入り口を覗いたりせわしくしていましたが、争いは見られませんでした。
6日目に無王群の下に新たな巣箱を1個置き、採蜜時の通りブロワーで蜂達を下の箱に降ろして巣板の付いた巣箱2個を取除き、健全群の巣箱と結合しました。この間両軍の争いは目にする事無かったです。
下の写真・今回合体を成功させた巣箱の様子で、健全群巣箱2段に1段追加され3段構成に成りました。
考察 ➀無王群に対し健全群の女王のヘロモンを上から下の無王群に届ける事で、恋焦がれていた女王を近くに感じさせられる事、➁健全群の外勤蜂達いつも通りに帰還した巣箱が違っていただけで、争う気持ちは無い入場で有る事。➂無王群の蜂達は巣箱上部からのヘロモンと同じ匂いの蜂侵入によりあえて戦いを仕掛けない様に感じた。④重ねた期間か長い方が良い様に思います。この点が合体成功要因と思われる。今回無王群の巣板が2段有った為最終段階で巣板と蜂達を分離しての合体で分蜂捕獲時の通り周辺に飛び立つ蜂が居ましたが、蜂球する事も無く1時間以内に合体巣箱に収まってくれました。
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